タイ政府からの震災支援で、かなり度肝を抜かれるものがあった。
何と、発電施設をまるごと貸し出す、というものであるのだ。
この発電施設、ガスタービン発電で、貸し出されるものは2基、
合計24万4千キロワットもの発電量があるものらしい。
国内でほぼ休眠状態だったこの発電施設を、電力不足で窮地に
陥っている東京電力に貸し出す、という画期的な支援で、
日本としてはかなりありがたい申し出になる。
この発電施設は、元々日本製であり、三菱重工が作ったもので、
今回の輸送も三菱重工が担当することになっている。
同社によれば、新たに建設するよりも短期間で設置ができ、
稼働は8月ごろになるとの見込みである。
電力不足が顕著になる夏場に、このような救済措置があるのは
まさに天の助けだと言えるだろう。
タイには足を向けて寝られない、そんな気持ちにまでなってしまう。
また、東京電力は国内外で広く電力供給の支援を要請しており、
もしかしたら他にもこのような支援があるかもしれない。
それでも、電力不足が完全に解消されることはないだろうが、
計画停電をある程度抑えることができるとは思う。
関東に住む人の生活や、産業にも大きく影響してくることなので、
もっと支援があれば嬉しいと思っている。